院長ブログ

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2008.12.06更新

昨日は京都動物医療センターでのMRI撮影のお手伝いの日でした。
京都動物医療センターとは、下記のホームページのような場所です。
http://mri.cure.to/
4年ちょっと前の設立当初より、月に2回くらい撮影スタッフとして参加しています。主な仕事は依頼のあった症例の問診、身体検査、神経学的検査、麻酔管理、MRI検査を行う事で、2~3人のスタッフで行ないます。
京都府内をはじめとする近県からの紹介症例のみの検査をしています。

夜の撮影は午後10時から行なっているのですが、多い日は2件の撮影が入り、遅い時はセンターを出るのが午前2時くらいになってしまいます。。。
普段からそれくらいの時間までは起きているので問題はないのですが、やはり精神的なものもあってか疲れちゃいますね。

このセンターができて以来、脳神経疾患の診断・治療レベルがグッと上がったような気がします。今までだったら症状的に神経疾患を疑うものの、きちんとした診断をするにはかなり遠いところまで検査に行ってもらわなければならず、現実的に難しいという事がよくありました。今は麻酔のリスク、費用の問題が許せば、比較的簡単にMRIと脳脊髄液検査などを組み合わせる事によってかなりの診断ができると思います。

ちなみに、昨日の症例は「肺がん治療中に神経症状がみられた犬の脳転移疑いのための検査」と「フラツキのある猫の検査」でした。
詳細は書きませんが、レントゲンではわからないような病変が色々と発見でき、治療方針に大きく貢献できる結果が得られたと思われました。

投稿者: 西京極どうぶつ病院

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