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2010.08.20更新

ここ数日、ちょっとヘビーな手術が続きました。
しかも、これらの手術は早期の避妊手術で回避できていた可能性があるため、やはりこれからも避妊手術を推奨していかねばならないと強く思いなおしたケースでした!!!

どんな病気かというと、1つは膣ポリープ、もう1つは子宮蓄膿症です。
ただ、これらの病気になったワンちゃんが16歳でこれまでに何度も帝王切開をされたことがあり、腹腔内に癒着が起こっていた子と、15歳で僧帽弁閉鎖不全という心臓病に冒されていて麻酔リスクが高かった子という状況でした。
幸い、いずれも何とか無事に手術が終わり、現在入院治療中です。。。
元気に帰って行ってくれればよいのですが、まだ油断はできません。
 

避妊手術は100%安全というものではありませんが、若くて健康な時に行なう場合であれば99.9%以上の確率で問題ありません。年をとって乳腺腫瘍になったり、卵巣・子宮疾患になってから慌てることがないようによく考えていただければと思います。
ちなみに、避妊手術は犬だけでなく、猫やウサギでも病気の予防として重要です。健康に長生きさせてあげるにはどのような飼い方をしたらよいかよく考えてみましょう!!!

投稿者: 西京極どうぶつ病院

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