日曜日は午後から滋賀で行なわれていた「犬の僧帽弁閉鎖不全症」のセミナーを聞きにいきました。
講師は日本獣医生命科学大学の竹村先生で、日常の臨床で色々と悩むような病態の診断や治療に関する知識のアップデートができました。
竹村先生には大学を卒業したばかりのヒヨッコ獣医師の時代に臨床のなんたるかを色々と教えていただき、学問的な部分ばかりではなく精神的な部分までの恩師だと思っています。今回のセミナーでも、飼い主さんの気持ちを考慮して診断・治療をしなければならないというような話も出てきました。
私自身も普段から気を使っているつもりですが、もしかしたらまだまだ至らないところはあるのかもしれません。
話は変わりますが、、、
最近、ハムスターの腫瘍外科の症例が続いたのでピックアップしてみます。
前胸部にできた巨大な腫瘍です。手術は無事終わり、今のところ術後経過は良好です。
皮膚の欠損が大きかったので多少引きつれた傷にはなりましたが、無事に終わって良かったです。
こちらのケースは右足のつけ根にできた腫瘍で、病理検査の結果は乳腺癌でした。
傷の治りは想像以上に早く、すっかり元気になってくれました。
ハムスターは腫瘍の多い動物種ですし、寿命も2年前後と短いのでどこまでの治療をするべきかを常に迷いますが、飼い主さんとよく話をした上で十分検討したいと思っています。
最後に、今日ちょっとビックリしたニュースをひとつ。
高齢「70歳」で警察犬に再任用
13歳のシェパードが嘱託警察犬として再任用されたようなのですが、この年齢で健康にそして立派に仕事をしていくという事を尊敬します。大型犬は小型犬に比べて寿命が短い傾向にあるため、この子も体調管理にはくれぐれも気をつけてもらいたいと思っています。