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2013.01.28更新

 1/26-27の2日間、神奈川県相模原市の麻布大学にて開催された第8回獣医がん学会に参加してきました。
今回の学会のメインテーマは「膵臓腫瘍」で、特にインスリノーマという低血糖が問題になる腫瘍についてたくさん学んできました。インスリノーマは滅多に見ない稀な腫瘍ですが、もしも遭遇した時のために十分な知識を持っておく必要があると思いました。外科治療が基本ですが、内科治療も併用する事によってより良い予後が得られるとのことでした。興味深かったのは、アメリカよりも日本の方がこの腫瘍が多く、特に日本では小型犬での報告が多かったのが印象的でした。
余談ですが、フェレットではインスリノーマはよくある腫瘍で、病態は犬ほど悪くない事が多いのが特徴かと思います。そして、猫ではほとんど報告がなく、世界的な腫瘍の権威の先生でさえ1例しか診た事がないとの事でした。
土曜日は肥満細胞腫の外科治療やリンパ腫の内科治療の症例検討会があり、日常遭遇することの多い腫瘍についてまた新しい知見が聞けたりしました。

本当に勉強になる事の多い学会で毎回良い刺激を受けています。
 

土曜日の早朝の新幹線で会場に向かったのですが、新幹線から見える富士山がとてもキレイでうれしくなって写真を撮ってしまいました。山頂の雪の白と青空とのコントラストが最高でした!
富士山から未知なるパワーをもらって、学会で得た知識を活用して、明日からの仕事を頑張りたいと思います!!!

  1/26-27の2日間、神奈川県相模原市の麻布大学にて開催された第8回獣医がん学会に参加してきました。
今回の学会のメインテーマは「膵臓腫瘍」で、特にインスリノーマという低血糖が問題になる腫瘍についてたくさん学んできました。インスリノーマは滅多に見ない稀な腫瘍ですが、もしも遭遇した時のために十分な知識を持っておく必要があると思いました。外科治療が基本ですが、内科治療も併用する事によってより良い予後が得られるとのことでした。興味深かったのは、アメリカよりも日本の方がこの腫瘍が多く、特に日本では小型犬での報告が多かったのが印象的でした。
余談ですが、フェレットではインスリノーマはよくある腫瘍で、病態は犬ほど悪くない事が多いのが特徴かと思います。そして、猫ではほとんど報告がなく、世界的な腫瘍の権威の先生でさえ1例しか診た事がないとの事でした。
土曜日は肥満細胞腫の外科治療やリンパ腫の内科治療の症例検討会があり、日常遭遇することの多い腫瘍についてまた新しい知見が聞けたりしました。

本当に勉強になる事の多い学会で毎回良い刺激を受けています。
 

土曜日の早朝の新幹線で会場に向かったのですが、新幹線から見える富士山がとてもキレイでうれしくなって写真を撮ってしまいました。山頂の雪の白と青空とのコントラストが最高でした!
富士山から未知なるパワーをもらって、学会で得た知識を活用して、明日からの仕事を頑張りたいと思います!!!

投稿者: 西京極どうぶつ病院

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