院長ブログ

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2008.12.28更新

今日、ネットでニュースをチェックしていたら、
無責任な飼い主減らせ、自民議連が「ペット税」導入論」
というのを目にした。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081227-OYT1T00834.htm

ペット税なるものが検討されているというのは初めて聞いたのだが、内容を見ているとわからなくもない。ただ、無責任な一部の飼い主のために、良識のあるきちんとした飼い主までが税金を課せられるというのはどうなのかと思う。
更に言うと、その税金を払ったとして、本当にその税金が現在かかげられている目的のためにきちんと使われるのか!?という疑問も残る。年金問題やその他の問題のように、いい加減な使われ方をする可能性は十二分にあると思うのは私だけだろうか???

「飼うのに飽きた」とか「大きく育ち過ぎたから処分してほしい」とかいう人の気持ちは私にはわからないが、飼い主のいなくなったかわいそうな動物を減らすためのなんらかの努力は必要なのだと思う。
ペット税の導入よりももっと大事な何かがあるような気がする今日この頃である。。。

投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.12.25更新

Dscf2660 先日(12/23祝日)、近所で有名なイルミネーション(ローム) http://www.rohm.co.jp/illumination/top.html を見に行ってきました。とても寒かったのですが、冬の風物詩的な感じで楽しんできました。昨年よりも規模が少し縮小していたのですが、不景気のせいなのか、他に何か理由があるからなのか…!?
いずれにせよ、歩いてお散歩がてらいける距離にこういうのがあるのはうれしいです。

この冬の風物詩[E:shine]を見るたびに、学生時代に東京の表参道のイルミネーションをつけるアルバイトをやっていた事を思い出します。電球のつけ方ひとつにも、したから見上げた時に見えやすくする工夫をしたり、他の電球とのバランスをとったりという計算がされているんですよね。何も知らなければ、単に「綺麗やなぁ~」って思うだけのことなんですけどね[E:happy01]

昨日(12/24)午後の最後の診察はチワワの難産(前回は胎仔が詰まって死産)でした。飼い主さんと色々話し合った結果、帝王切開をすることになりました。その結果、無事、元気な男の子が誕生しました。12時を超えてはなかったので、キリスト様と誕生日は1日違いですが、クリスマスイブに誕生したのってなんだかうれしくないですか[E:note]
自分なりに、「いい仕事したなぁ~」って喜んでいます。

いよいよあと1週間で今年も終わりですね。振り返ってみるとあっという間でしたが、色んなことを考えた1年でもありました。来年も頑張りたいと思います!!!

投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.12.22更新

今日(12/21)は全国高校駅伝が京都で開催されました。うちのすぐ近くの西京極陸上競技場がスタート&ゴールであり、病院のすぐ近くの五条通もルートに入っています。
ミーハーな私は、ちょっと見物(笑)。空にはヘリコプターも飛んでいました。。。
Pap_0064

その後、獣医師会としての行事で、京都を本拠地とする微生物学研究所というワクチンを製造しているメーカーの工場見学?に行ってきました。毎日のように仕事で使っているワクチンですが、どのような工程でどうやって作られているかを見た事はなかったので、いい勉強になりました。数少ない国産メーカー(しかも京都)なので、なるべく使っていきたいなと思いました。

夜には懇親会(忘年会も兼ねている?)として、祇園の北斎というお店に行きました。美味しいお肉をいただいて、獣医師会の先輩先生方と色々お話ができて、なかなかに有意義な時間を過ごせました。
Pap_0073

明日一日働いたらまた祝日でお休みです。
そろそろ大掃除に取り掛からねばと思いつつ、気付くと一日が終わっているような感じがします。。。重い腰を上げなければ[E:happy01]

投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.12.16更新

本日より、約1週間ほどをかけて病院の外壁の塗り替え工事が行なわれます!

御来院の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。
なお、病院正面の駐車場が使いにくくなっていると思いますので、この期間だけ北隣の駐車場の1・2・3・5番の空いているところをご利用いただくことができます。わかりにくい場合はスタッフまでお問合せいただければと思います。

先週末に参加した剣道の師範の卒寿のお祝いですが、90歳になってだいぶ弱っておられるかなぁ~なんて思っていましたが、まだまだそこらの若者に負けないだけのエネルギーが感じられました。「年齢」と「老い」とは比例関係にないのだということを強く感じるひとときでした。
また、今の環境(獣医師会など)では私は若手のつもりなのですが、ひとつ上の先輩(学校の先生)は職場では中堅どころになっておられ(就職して15年)、そんな年齢なんだなぁ~ってシミジミと感じてきました。
「時の流れ」に取残されているような、揉みまくられているような不思議な感じがする今日この頃です。。。

投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.12.13更新

明日は大学時代に剣道部でとてもお世話になった師範の先生の卒寿(90歳)のお祝いを兼ねたOB会に参加するため、午後から東京(吉祥寺)に行きます[E:happy01]

この師範の先生、私が学生時代に喜寿(77歳)くらいだったのですが、年齢を感じさせないくらいにすばやく動き、剣道は年をとっても若者に負けないような剣さばきができるものなんだなぁ~って思わせてくださいました。私の二刀流の師匠でもあり、剣道の面白さをとてつもなく拡げていただいた恩師というべき人物です。

二刀流とは、とても短い竹刀と少し長めの竹刀(それでも通常より短め)の2本を巧みに使い分けます。片手で竹刀を振るというのは結構力がいることですし、左右の竹刀を時には同時に、時には全く別々に動かさないといけないため、結構奥が深いのです。
宮本武蔵で有名な二刀流ですが、「二本持っているから有利」とか言う単純な問題ではなく、一刀の時以上に頭を使って攻める能力が必要なのです。
学生時代に勉強そっちのけで一生懸命竹刀を振っていた時代の事を少し懐かしく思います…。

病院のお仕事とは全く関係のない話題ですが、私の中ではすごく大事なイベントなのでこのブログに書いてしまいました。
しっかり気分転換をして、週明けからのお仕事頑張りたいと思います。

投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.12.06更新

昨日は京都動物医療センターでのMRI撮影のお手伝いの日でした。
京都動物医療センターとは、下記のホームページのような場所です。
http://mri.cure.to/
4年ちょっと前の設立当初より、月に2回くらい撮影スタッフとして参加しています。主な仕事は依頼のあった症例の問診、身体検査、神経学的検査、麻酔管理、MRI検査を行う事で、2~3人のスタッフで行ないます。
京都府内をはじめとする近県からの紹介症例のみの検査をしています。

夜の撮影は午後10時から行なっているのですが、多い日は2件の撮影が入り、遅い時はセンターを出るのが午前2時くらいになってしまいます。。。
普段からそれくらいの時間までは起きているので問題はないのですが、やはり精神的なものもあってか疲れちゃいますね。

このセンターができて以来、脳神経疾患の診断・治療レベルがグッと上がったような気がします。今までだったら症状的に神経疾患を疑うものの、きちんとした診断をするにはかなり遠いところまで検査に行ってもらわなければならず、現実的に難しいという事がよくありました。今は麻酔のリスク、費用の問題が許せば、比較的簡単にMRIと脳脊髄液検査などを組み合わせる事によってかなりの診断ができると思います。

ちなみに、昨日の症例は「肺がん治療中に神経症状がみられた犬の脳転移疑いのための検査」と「フラツキのある猫の検査」でした。
詳細は書きませんが、レントゲンではわからないような病変が色々と発見でき、治療方針に大きく貢献できる結果が得られたと思われました。

投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.12.05更新

いつのまにか12月に入り、「師走」という感じでバタバタしてきました。そろそろ年賀状を書かねばと思いつつ、まだはかどっていません。

先日、久々に面白いマンガに出合ったのでお知らせします!!!

07213826

これはREMIX版の第6巻で、もともとのコミックスは今月11巻が発売されるというもののようです。
猫の生涯を猫の視点で描いた作品で、「ぷぷっ」っと笑ってしまうような内容や、「ほろり」と泣けるような内容、「むむむ…」と考えさせられるような内容まで色々あってとても楽しいです。

この作品を読んで少し思ったのですが、「猫は外に出てなわばりをつくらなければいけない」みたいな描写があるのはどうなのかな…って言うところです。それによって話が展開し、楽しかったり悲しかったりする出来事が起こるのですが、「獣医師の立場」からするとやはり「外飼い」はお勧めできない。。。
家の中だけで生活するほうが絶対安全だし、猫にとっても家の中だけがなわばりでも問題ないはずです。病気や怪我、交通事故のことなども考えて、是非家の中だけでの飼育をお勧めします!!!
まぁ、あくまでマンガなので、そういうのもありなんですけどね(笑)

お暇のある方は是非一度ご覧下さい。周りに誰もいない状況で読んだほうが感情移入できていいと思いますよ!!!

投稿者: 西京極どうぶつ病院

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