9/26-27と一泊で東京で開催された大きな学会に参加してきました。
「日本臨床獣医学フォーラム 年次大会2009」というもので、
たくさんの会場で同時に10題前後の講演が行われます。
日本でも有数の多くの獣医師が集まる学会で、企業による展示ブースも
充実しています。また、当然ながらたくさんの知り合いにも出会います。
始発の新幹線に乗り込み、2日間みっちりと勉強して、帰りは
すっかり夜遅くになりました。。。
今回、とくに勉強になったのは「慢性リンパ急性白血病(CLL)と
低分化型リンパ腫(Low-grade Lymphoma)の治療について」という
講演でした。治療を開始するポイントや、治療薬について、頭の中が
クリアーに整理できた気がします。いずれも患者さんと十分お話を
した上で考えるべき事なのですが、こちらがあやふやではダメですよね。
それから、今回はエキゾチック(特にフェレット)の勉強がたくさんできました。
副腎疾患やリンパ腫の抗がん剤に関しての講演です。
これまた「すごく新しい薬が開発された!」というようなトピックスでは
ありませんでしたが、これまでやってきた治療の裏づけであったり、
重要なポイントがよくわかった気がします。
頑張って勉強した成果を十分出せるよう、しっかりと復習をして
身につけたいと思います。