院長ブログ

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2008.11.24更新

昨日、今日と連休をとらせていただきましたが、久しぶりにセミナーや学会にも参加せずにのんびりしたお休みを過ごしました[E:confident]
本当は出かける予定があったのですが、子供の体調不良のために断念…。残念な気持ちもありますが、せっかくの休みなので有意義に過ごせるよう考えました。

結果、昨日は散らかっていた部屋の片付け(特に、秋の学会で得た情報の整理や資料の片付けなどに力を入れました)。それから、今日はタイトルの通り、近所のアクアアリーナ(市営プール)にて久しぶりに泳いできました。今日は飛び込み(スタート)の練習をさせてくれるというイベント?をやっており、6年ぶり?くらいに練習できたので楽しかったです。
心地よい程度の疲れがあるので、今夜はよく寝れそう…(笑)

京都アクアアリーナhttp://www.kyoto-aquarena.com/にはメインの50mプールと、サブの25mプールがあるのですが、冬はメインの50mプールはスケートリンクになっています。今日は泳ぐ気満々で出かけていったのでスケートはしませんでしたが、機会があれば一度スケートもしてみたいなぁ~って思います。

そして、今夜はついに年賀状作成にとりかかろうと思います。例年、元旦に届くような時期には出せていないのですが、今年は丑年の年男でもあるので、ちょっと気合を入れて早めに出したいと思っています[E:happy01]

投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.11.17更新

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昨日・今日とまるまる2日間にわたり、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で行なわれた第29回動物臨床医学会年次大会http://www.dourinken.com/taikai.htmに参加してきました。

参加とはいっても、基本的には運営スタッフでもあるため、会場係のお仕事をはじめ、自分の発表症例報告の座長 などもありあっという間の2日間でした。
企業の展示ブースも大変充実しており、最新の医療機器や器具の展示・説明なども受けてきました。
土曜日の夜は大学の同級生6人で集まってプチ同窓会も開催しました。
久しぶりに会う友達もいたので、とても楽しいひとときを過ごす事ができました。
今回、面白かったセミナーの情報に関しては、また後日アップしたいと思っています。。。

話は変わりますが、、、
金曜日の夜に病院のすぐ向かいの喫茶店の裏の家で「火事(ぼや程度)」があったようで、病院のすぐ向かいに消防車がいっぱい停まってビックリしました!!!
大事には至らなかった?ようで、わりと早急に落ち着いていました。

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これから乾燥してくる季節ですので、火の取り扱いにはくれぐれもご注意いただきたいと思う今日この頃です。

投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.11.08更新

先日、巨大な脾臓腫瘍の摘出を行ないました。
総重量700g以上で、体重の約10%にも相当する程、すさまじい大きさになっていました。

写真は摘出中のもので、腹腔内の大網という組織と癒着し、腫瘍の一部が破裂して腹腔内出血も起こしていました。手術が遅れていたら大惨事になっていたかもしれません[E:coldsweats02]
この子は術後数日で無事元気になり、病理検査の結果をみながら今後の治療方針を立てていく予定です。

このように自壊や癒着がみられる脾臓の腫瘍でも、良性の病変と非常に悪性度の高い病変とがあるため、病理検査結果が出るまでは我々獣医師も飼い主さんもドキドキです[E:sweat02]

ちなみに、この術中の写真、術者である私の横顔すごい真剣でしょ[E:scissors]写真を撮られていることにも気付かず、一心不乱に早くうまく摘出する事に集中している瞬間です。


この手術で大活躍[E:good]したのが、以前このブログでも紹介した血管シールシステムのSURG-RX(小林メディカル)です。
この装置は、血管を凝固してそのまま切開するもので、去勢・避妊手術をはじめ、脾臓摘出や腫瘍の摘出で活躍します。以前であれば、血管を分離して2本以上の結紮糸をかけて切断しなければいけなかった手間を一握りで済ませる事ができます。なおかつ、体の中に糸のような異物を残さないので(火傷のような障害はありますが、すぐに治ります)、縫合糸肉芽腫のような病変を形成する事がありません。

新しくていい機械をうまく使いこなしながら、より高度な獣医療を目指してこれからも頑張っていきたいと思います!!!

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投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.11.03更新

今日は昼から夕方までちょっとバタバタしていました[E:coldsweats01]

昼過ぎから、当院も運営に協力し、推奨しているパピー教室の獣医さん役で参加してきました。
今回の参加者(仔犬たち)はいずれも好奇心旺盛な感じで、まだ2回目の参加にもかかわらず楽しそうにしてくれていました。「このままいい子に育っていってくれよぉ~」って思いつつ、ほのぼのした目でみてしまいました。
パピー教室に関して、詳しくは… http://www.puppy-class.com/

それが終わってから、ちょっと遅刻気味ではあったのですが、京都府獣医師会主催の糖尿病のセミナーに参加してきました[E:book]
講師は日本獣医生命科学大学の左向先生で、卒業間もない研修医時代に糖尿病について色々教えていただいた大先生です。犬猫の内分泌疾患に関してはかなりの知識と経験をもっておられ、非常に頼りになるお方だと思っています。
今日のセミナーでも、新しく出たインスリン製剤(レベミル)に関してのアップデートができました。現在治療中の糖尿病の猫の症例に関して、有用な情報も得る事ができたので、頑張って参加した甲斐があったように思います。

のんびり過ごす休日も有意義だと思いますが、こんな感じにバタバタとした休日も意義のある一日になっていいなぁって思う今日この頃です。

投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.11.01更新

院内掲示や診察に来られた方には小さな紙でお渡ししておりますが、

11/15土曜日は学会出席のため、臨時休診とさせて頂きます。

12/13土曜日午後院長のみ お休みさせていただきます。
            診察は勤務医の先生が行います。

12/31水曜日~1/4日曜日までの5日間、
          年末年始の臨時休診とさせていただきます。

皆様には大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、
どうぞご了承いただきますようお願い致します。

              西京極どうぶつ病院 院長 山田 昭彦

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投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.10.30更新

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今月に入ってから、受付けに「デジタルフォトフレーム」という写真のようなものを設置しました。
設置といっても、置いて電源を入れただけなんですけどね[E:coldsweats01]
本来は何に使うものかご存知の方も多くなってきたかと思いますが、本当は家族や動物の写真データをファイルとして入れ、それをインテリアとして楽しむという目的?の製品です。

でも、この製品にパソコンのパワーポイントで作ったデータをJPEG形式で保存して表示すると、スライドショーのようにして病院のニュースが流されます。今のところ、臨時休診日のご案内や病院のHPの案内、パピー教室の開催のご案内などが中心ですが、スタッフ紹介や面白いニュースなんかもアップしていければいいなぁ~って思っています。

最近はこういうったデジタル製品が色々できてきて、我々の仕事に役立つものも多いです。次なる野望は、診察のインフォームドコンセントにパソコンを使いこなす事です!!![E:shine]
小さめのノートパソコンがかなり安くなってきたので、今は本を使ってお話していることを、よりわかりやすく、きれいな画像をお見せしながらお話できるようになるのではないかと期待しています。まだもう少し時間はかかるかと思いますが、「乞うご期待[E:flair]」ってことで…。

投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.10.27更新

動物病院のブログで「カゼの治療」とか書いたら、普通は動物の治療を思いつかれることでしょうね[E:coldsweats01]
でも、実は今回のネタは自分(人間)が風邪を引いたときの話です。。。

この仕事で頑張って飼い主さんに病気の説明をしすぎているせいか、よく喉が枯れたり、風邪を引いて喉が痛くなったりします。そんな時にいいのがこれ(下記の写真)

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赤外線レーザー装置による炎症部位の痛みの緩和治療とネブライザーによる喉の粘膜の保護・薬液の塗布 です。

あとは、ポカリスエットをいっぱい飲んで、温かくしてゆっくり寝る!!!
まぁ、ゆっくり寝れないことも多いので、なるべく安静にするようにするとか、どうしてもの時には消炎鎮痛剤を使ったりもします。

「仔犬のケンネルコフ」や「仔猫の鼻気管炎」みたいな風邪様の症状でもこういう治療は効くんだと思いますが、じっとしていてくれないとちょっと難しいというのがネックです。

寒い季節になってきましたので、動物だけでなく人間も体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。。。

投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.10.19更新

今日は朝イチで大阪府立大学で行なわれた獣医三学会(近畿地区)に参加し、症例報告を行なってきました。

Title

以前経験した砂状異物による腸閉塞の犬の報告で、外科に踏み切るタイミングに迷った症例だったため、経験豊富な諸先輩獣医師から色々とご意見をうかがえればと思ったためだ…。
結果、あまり多くの意見はいただけなかったのだが、実際に同様の症例の経験をされた先生もおられ、外科に踏み切ったり、数日の経過を対症療法でしのいで内科治療で治まったりしたケースもあるようだった。
たまたま会った大学時代の後輩の勤める病院で、ちょうど同様のケースが先週あったらしく、「めっちゃタイムリーでしたよ!」なんていう話ができたのが印象的だった。

今日の学会に参加しての収穫は、、、
「犬の急性膵炎の予後因子についての分析」だったかと思う。

急性膵炎は比較的よく遭遇する疾患だが、診断に時間がかかったり、治療法や反応も色々で、重度な場合は命に関わる可能性も十分にある。
今日の発表で印象に残った内容は、高齢だと死亡率が高い、高窒素血症や低血糖があると死亡率が高い、早期に蛋白分解阻害剤や輸血により治療を行なう、などであった。

他にも色々と興味深い発表はありましたが、今日はこの辺で…。
明日からのお仕事に役立てられればと思います。

投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.10.11更新

ここ最近、新規のリンパ腫症例が続いています。
といっても、犬の多中心型リンパ腫が2例と猫の縦隔型リンパ腫が1例という程度ですが…。
いずれの方も抗がん剤を用いた化学療法に積極的で、やれるだけのことはやってやりたいという素晴らしい考え方の持ち主で、そう言われるとこちらも何とかうまく長生きさせてやりたいという意欲が湧いてきます。当然、あまり抗がん剤をやりたくないといわれても、その中で最良の道を探す努力を怠った事はないんですけどね。

犬にも猫にもリンパ腫という病気は非常に多く、他の腫瘍に比べると抗がん剤が比較的よく効いてくれるという特徴もあるため、この病気の治療は腫瘍内科の知識を総動員して戦う疾患かと思っています。様々な抗がん剤をうまく使って、なるべく少ない副作用でなるべく効果的にがん細胞をやっつける方法を考えなければなりません。指標になるプロトコールがあるのでそれにのっとって、あとは個々の病態をみながらの微調整をしていきます。

患者さんに「ありがとうございました。」と言ってもらえる日がくるまで、精一杯の努力をしていきたいと思います!!!

投稿者: 西京極どうぶつ病院

2008.10.03更新

先日、ネットで見つけた情報で興味深いものがありました。
~明治安田生命 全国同姓調査を実施~というもので、全国・都道府県別の名字の統計みたいな感じの情報です。

www.meijiyasuda.co.jp/profile/release/2008/pdf/20080924.pdf

私(院長)はご存知の通り、ありきたりな「山田」という名字です。山田が一番多い名字ではないことは以前から知っていましたが、何位なのかまでは知りませんでした。何位だったと思います???
実は全国的には「第12 位 山田 約82 万人」という結果でした。
京都府内に限っていうと、1位から順に「( )内は全国平均」、
1位 田中(4) 1.57%
2位 山本(9) 1.40%
3位 中村(7) 1.11%
4位 井上(16) 0.85%
5位 山田(12) 0.79%
という結果で、まぁこんなもんかなという第5位という結果。
ただ、京都府は全国平均とはかなり異なる状況でした。

ちなみに、姓の御三家は、「佐藤」さん、「鈴木」さん、「高橋」さん となっていました。
京都って特殊な地域なんですかねぇ…。

最近、「へぇ~」って思ったお話でした。。。

投稿者: 西京極どうぶつ病院

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